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香港の人気スター曽志偉氏が株主、これはこの店の自慢のひとつだ。最大の自慢は、海外で流行しているスロー‐クッカー調理法を取り入れたこと。これで肉本来の美味しさを味わえ、肉の栄養を効率よく摂取できる。フレンチレストラン式に料理を運ぶスタイルで流行をふんだんに持ち込んだ「烹大師牛排達人」は、今、上海の飲食界に本腰を入れて乗り込もうとしている。
厚さ二センチを超える輸入のアンガス牛肉を四〇度の温水で解凍後、さらに二五〇度の高熱に達したオーブンで表
面を五分間焼く。この時の牛肉の中心温渡は約四〇度。肉質は十分に軟らかく、外側は香ばしい食感だ。そこに特別輸入のヒマラヤ岩塩を添え、フライパン型の鉄皿ですばやく顧客のテーブルに運ぶ。これが当店お薦めの、牛肉の旨さを最大に満喫できる調理方法である。
時代の先取りで評判に
「烹大師牛排達人」の株主のひとりに有名な香港スター曽志偉さんがいるが、店の最大の自慢は、海外で流行のスロー‐クッカー調理法を取り入れたことだ。店のチーフ鄒孟昀さんは「一般の西洋料理店にあるステーキの多くは、牛肉の解凍後、直接オーブンで焼きますが、当店では真空パックで未解凍牛肉を攝氏四〇度の温水で低温熟成調理をします。牛肉の肉汁そのもののうまみを残した口当たりで、お客様においしいステーキを味わっていただいています。それに牛肉の栄養を最大に摂取できるんです」と話してくれた。同様な調理方法は店のすべての肉料理に適用した。例えば豚肉。低温熟成で焼いた後は豚肉のパサパサ感がなく、味わうほどに美味しさが引き出され
る。
この店ではコースで注文し、主菜により値段も違う。パン皿のクロワッサンと蒜香麵包(ガーリックブレッド)はともに好評だ。サラダメニューにある
「煙燻鴨胸沙拉佐油醋汁」(鴨スモークサラダ)と「杏仁脆雞時蔬佐三色胡椒汁」(杏仁鶏肉野菜サラダ)、濃厚な「法式菌菇湯」(フランス風きのこスー
プ)などは、ネットでも断然お薦めの美食だ。主菜は歯ごたえ十分のしもふり肉を使った「無骨牛小排」(骨なしビーフステーキ)、「頂級肋眼牛排」(最高級リブアイステーキ)、二〇〇グラムを超えたお得な「松阪牛ステーキ」、看板メニューの「薄切低温牛排」(低温薄切りビーフ)、また石斑魚の中でも品種が最大な龍膽石斑を使い、鮮魚を調理した「オーストラリア産ハタ」、この魚皮と魚肉の間の豊富なコラーゲン蛋白が高級魚になった原因でもある。また生後三~五ヶ月の、くさみのないラム料理「法式皇冠羊小排」(フランス風骨付ラム)もある。
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ヨーロッパの風味 高級食材
フレンチレストランのように、料理は摂氏氏七〇度に暖めたのフライパン型鉄皿でテーブに運ばれ、これで牛肉の温度が保たれる。テーブルに運ばれた後、鉄皿の温度が下がりステーキ内の肉汁が流れ出て、美味い肉の味が最良のタイミングで味わえる。付け野菜の「意式鹽烤大蒜」(イタリアンガーリックロースト)は、皮をむかないニンニクをまるごと軟らかくなるまで焼き、食べる時にひとか
けを取り出しパンにつける。ニンニクのよい香りが食欲をそそるヨーロッパ風味あふれる食事だ。
シェフお薦めの「烤春雞」(ローストチキン)はメニューにない、通の客のための特別料
理で当店の特別サービスといえる。他に特別なものといえばステーキソース。よくある黒胡椒ソースの他に、店が特別輸入した1キロ四百元のヒマラヤ岩塩を出すが、この岩塩は牛肉本来の味を引き出してくれる。一般のステーキの店には珍しい高コストの調味料だ。
上海の各地域に店を設け発展
「烹大師」系列のレストランが上海に参入して二年も経たない。今、「烹大師火鍋達人」、「烹大師餃子達人」、「烹大師涮涮鍋達人」、「烹大師焼肉達
人」、「烹大師牛排達人」等各種のレストランは流行の美食モデルを上海に引き入れたが、これは系列レストランの特徵だ。違った料理それぞれの特性に合せて上海各地に店を設け、業界全体を調べた上で上海の飲食界に本腰を入れる決心だ。
香港スターの曽志偉さんは株主の一人だ。開業当初、曽志偉さんを招待した時のことは今も記憶に残る。カメラの前の曽さんがビフテキに舌鼓を打つCMは話題を呼んだものだが、実は曽志偉さんご自身、牛肉を食べないとは知らなかった。持ち株は多くないが、曽さんが「烹大師牛排達人」の知名度アップに貢献すること間違いない。
「烹大師牛排達人」の所在地は、都市の中心部で食事をする習慣の上海人グルメにとって、やや遠いかもしれない。閔行区華納風格酒店の二階にある店は、シック&モダンを基調としたインテリアだ。特に目立つことはないが、テーブルと椅子、個室などは独特な設計で、大ホdールで食事を楽しむ客のプライベートな空間を守り落ち着かせる、ゆきとどいた心配りだ。現在の主な客は漕河涇付近のサラリーマンで、客を増やすために昼の特価コース、超特価コースなどのほか単品のスパゲティセットも出し、メニューの多様化をはかっている。 |