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金融危機により世界的に経済が収縮する中、手持ちの人民元を別の「資産」に替える中国人が増え、注目を集めて
いる。米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「経済構造の転換か」として検証を行った。
同紙によると、中国の昨年第四四半期における海外流出資金総額は二千四百億米ドルにのぼった。資金流出の理由として、中国企業による海外での利益回収率の悪さや、中国政府が昨年七月に行った人民元の対米ドルレートの上昇を抑える政策などが挙げられたが、「これら要因が、中国の為替相場で利益を得ようとしていた人々の興味をそぎ、海外に『旨み』を求めて流出してしまったのでは」と指摘した。
また、「米国不動産購入ツアー」の存在や米企業の株式購入、香港での宝飾品の大量購入などの現象増加にも触れ、「貿易黒字で得た資金が、個人消費や投資によって帳消しになっている」と言及、個人や企業が値下がりし
た「お得商品」を探し、海外にまで範囲を広げ、購買活動を活発化させている、との見方を示した。
専門家は、「今後も『資本流出』の流れは当分続くだろう」と予測しており、資金流出について研究を重ねる必要性を訴えた。
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