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不足分は日本が購入? 中国の米国債売却論が浮上

二〇〇九年二月、さきごろ発表された米シンクタンク・外交問題評議会の報告書によると、中国の対米債権保有高が急速に増加しているという。同報告書は米国財政が一国にこれだけ依存したのは史上初めての事態だと指摘した。

中国の外貨準備高のうち、一兆七千億ドル( 約八十九兆四千億円)は米国債や米政府機関債として保有されている。しかし米国経済が低迷し長期的にはドル安になると予想されるほか、今年一月にガイトナー米財務長官が「オバマ大統領は中国が為替操作国であると確信している」との見解を明かしたことによって、この関係にきしみが生じている。一部中国メディアからは米国債の購入見直し、あるいは売却するべきとまでの主張が見られるように
なった。一月三十一日、英国訪問中の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相は米国債について「購入を続けるのかどうか、どの程度購入するのかは、中国の需要と資産価値を保持できるかにかかっている」と発言、購入見直しに含みをもたせた。

一方、巨額の景気対策を計画するオバマ政権は二〇〇九年に二兆ドル(約百七十九兆円)もの国債発行を計画、当然買い手が必要となるだけに中国がドル資産から逃避すれば大きな痛手となる。

なお二月一日付の米ロイター社も中国の米国債購入問題を取り上げ、「もし中国の米国債需要が低下しても日本の購入増によって補われる」とのRueschInternationalシニアマーケットアナリストの分析を掲載した。日本政府による米国債の購入は円安をもたらす効果があるが、人民網は「日米の特殊な関係を知っているだけに中国政府は日本を為替操作国と批判はしないだろう」と皮肉っている。

每月ニュース フラッシュ
中国経済が世界に先立って回復に向かう三つの根拠 中国経済には八%成長を維持する潜在力がある
中国、旧正月の小売売上高一三・八%増
増加率は二・二ポイント低下
中国中銀総裁
「人民元政策、危機時は平時と違う」
中国は世界一の対米債権国
年四十兆円超の資金が流入
二〇〇九年車市場
二ケタ成長回復・販売一千万台突破か
二〇〇九年一月PMIが二カ月連続で上昇
専門家「底入れ」には慎重
二〇〇八年中国の財政収入
一九%増どまり伸び率一二ポイント低下<
中国の一月の新車販売台数 初めて米国抜き世界一位に
二〇〇八年中国の貿易額一七・八%増 金融危機で減速
米紙検証
「人民元はなぜ海外流出するのか」
温首相、金融危機
「中国経済に多大な影響」ダボス会議で講演
外国直接投資は四カ月連続減少 金融危機響く
世界銀行上級副総裁 「人民元上昇は世界に悪影響」
二〇〇八年上海のGDP 十七年ぶり一ケタ成長
不足分は日本が購入? 中国の米国債売却論が急浮上
クリントン米国務長官アジア四カ国訪問日中韓など
汎珠江デルタ ロンドン抜いて世界第三の大都市圏に<
伊藤忠商事 中国杉杉集団に二八%出資 第二の株主に デンソー 中国でのソフト開発体制強化 カーナビ需要増に対応
ホンダ中国で増産生産能力二割強上げ

 




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