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中国商務省が発表した春節(旧正月)休暇(一月二十五―三十一日)期間の小売売上高は二千九百億元(約三兆八千億円) で、前年比の増加率は二〇〇八年実績より二・二ポイント低い一三・八%だった。春節商戦は中国サービス業のかき入れ時。関係者の間では、景気減速が鮮明になる中でも小売売上高は堅調で、個人消費の底堅さを示しているという分析も出ている。
品目別では食品(二三%増)や飲料(一七・五%増)のほか、出稼ぎ労働者が帰省した内陸部を中心に家電(一七・八%増)販売も伸びた。「食品などの価格が急上昇した昨年からの物価下落分を考えると、売上高の伸びの鈍化ペースは思いのほか小さかった」(外資系証券)との見方が広がっている。
もっとも、中国消費をけん引する上海市の小売売上高は八・四%と一ケタ増にとどまった。「春節商戦がこの程度では今後の販売動向が心配」(上海の小売関係者)との声も出ている。上海では、マンションや自動車など高額商品
の売れ行きも鈍っているようだ。 |