二〇〇九年二月、さきごろ発表された米シンクタンク・外交問題評議会の報告書によると、米国にとって最大の債権国である中国から平均月四百億ドル(約三兆五千七百億円)もの資金が流入しているという。
二〇〇七年第四四半期から八年第三四半期にかけ、中国から米国に流入した資金は四千七百五十億ドル( 約四十二兆四千億円)。平均で月四百億ドルに達する。米国財政が一国にこれだけ依存したのは史上初めての事態だという。二〇〇八年末時点で中国は一兆九千五百億ドルの外貨準備高を保有しているが、うち一兆七千億ドルは米ドル建ての資産だ。うち九千億ドルが国債、六千億ドル程度がファニーメイ、フレディマックなどの政府機関債だと同報告書は推定している。 |