| 中国財政省によると、二〇〇八年の全国財政収入は前年比一九・五% 増の六兆千三百十六億元( 約八十兆円)となった。世界的な金融危機を受けた国内景気の冷え込みで、年後半に税収が急減速し、通年の伸び率は七年より一二・九ポイント低下した。九年は税収の一段の落ち込みが予想されるため、中国政府は国債の増発で景気対策に必要な資金を手当てする方針だ。
全国財政収入は税収が九割を占める。単月の全国財政収入をみると、八年前半は三〇%を超す高い伸びを続けていた。しかし八月から急速に伸びが鈍化し、十月には減少に転じた。世界経済の低迷で沿海部の輸出企業の経営が急速に悪化し、企業所得税や付加価値税の一種である増値税などの税収が大幅に落ち込んだためだ。
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