昴月刊  
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社長の話
うちは高くない!
フレンドリーグループ 代表取締役 劉芳榮

ある書記が異動となり、日頃のご愛顧に感謝してお気に入りのお茶を持参して伺いました。書記は私を見るなり「劉さん、最近人気があるねえ」と仰いました。私は否定しませんでした。確かに毎日絶えることなくお客様を迎えております。続いて「劉さんはよそからどう言われているか、知ってる?」と思いもしない質問が来ました。―私のことですか?答えは中国語でたった四文字、「很貴+怕死」。高い、そして死を怖がっているという意味です。

一体誰が書記に言ったのかと思いました。言葉が悪い…「死を恐れる」というのは仕方がありません。私は子供の頃
から肝が小さく、お客様に非合法になるようなお手伝いはできません。しかし、「高い」には反論させてください。例えば、出資検証やオフショア会社設立のような専門知識がさほど必要ない業務を我々より安くオファーする会社はありません。

このような業務は、色々な所を回って書類の空欄を埋めればできることだからです。我々はこのような業務だけで経営している会社ではありません。香港には多くのプライベートバンク(PB)がありVIPのためにオフショア会社設立を代行していますが、その費用も我々同様安いのです。それはPBも我々同様に代行業務によって利益を得ているのではないからです。ただし、将来御社の上場のお手伝いをして多くの資金を集める、または御社の監査で合法的に何百万元もの節税ができ、御社のために何らかの大きな「価値」を生み出すことができたにもかかわらず、それでも「高い」と仰るのなら、私は貴方に良心があるのかと言いたい…

今回の金融危機が悪い事だとは限りません。多くの人々や物事が「価値と価格」のバランスに戻り、「価値と価格」がいつかはバランスを伴うものだと皆が認識する良い機会ではないでしょうか。会社の製品が高いか安いか、社員の給与水準が高いか低いか、というのは価格の問題ではなく、その製品あるいは人がどれだけの価値を生むのかという点にあるのだと思うのです。もしかしたら、ある期間に「価格」が「価値」を上回り、給与が異常に高人が出たり、暴利な商品が出るかもしれません。しかし、最終的にバランスを取るように戻るのです。ですから、肝心なのは製品をいくらで売るのかではなく、この製品が顧客のためにどれだけの価値を生み出すのかという点であり、給与はいくらがいいというのではなく、会社にとって自分がどれだけの価値を生むのかという点だと私は考えます。金融危機によって人々が自分や製品、さらには会社の価値を再認識し、正しい価値判断によって初めて価格を論じることができるのではないでしょうか。

ですからお願いです。「肝が小さい」のは仕方がないにしても、「高い」というのはどうかおやめください。私にも多少のメンツを残してください。




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