|
二〇〇九年三月五日、中国の貿易関係者は 、中国の二月の貿易統計は輸出入ともに前年同月に比べ二〇%以上減少するとの概算を示した。
一月は輸出が前年同月比一七・五%減の九百四・五億米ドル、輸入額が四三・一%減の五百十三・四億米ドルだった。二月の減少率がともに二〇%だとすると、輸出額は約七百億米ドル、輸入額は約六百三十億米ドルとなる計算。輸出の減少幅が拡大する一方で、輸入の減少ピッチが急速に弱まるため、貿易黒字は昨年十一月に次ぐ過去二番目の大きさとなった前月の三百九十一億米ドルから七〇億米ドルへと急減することになる。
商務部研究院のスタッフである趙玉敏氏によれば、政府が昨秋に打ち出した四兆元の景気刺激策の下、大規模なインフラ建設が進むにつれ、輸入需要は回復に向かっており、輸入の低迷は一月で底をついたとみられる。実際、曹妃甸港では鉄鉱石輸入の増加が確認できた。
もっとも輸入の減少ピッチの鈍化は、海運費の上昇によるものとの指摘もある。主要指標となるバルチック海運指数( B D I ) は一月末の九八〇から二月末には二〇八四に急騰しており、これが輸入額を押し上げたという見方だ。
ただ、中国は先月末、欧州との貿易・投資活動の推進を狙って大規模な買付団を欧州に派遣しており、輸入てこ入末の九八〇から二月末には二〇八四に急騰しており、これが輸入額を押し上げたという見方だ。
ただ、中国は先月末、欧州との貿易・投資活動の推進を狙って大規模な買付団を欧州に派遣しており、輸入てこ入れに動き出していることは確
かだ。
一方で輸出は依然として見通しが悪いままだ。二月の減少率が二〇%となれば、一月からさらに悪化が進行することになる。 |