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中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は六日、北京で開催中の全国人民代表大会(全人代)に合わせて記者会見し、金融政策について「金融危機の先行きを正確に予測しにくい中、政策を出すのが遅れれば( 経済の先行きへの)自信が失われ、制御できなくなる」と述べた。一段の利下げも視野に、緩和的な金融政策を続ける考えを強調した。
中国経済の現状では「いくつかの経済指標は回復の兆しを示しており、政策が効果を発揮し始めたことを表している」と指摘。人民元相場に関しては「合理的で均衡のとれた水準での安定を保持する」と語り、現在の一ドル=六・八三元前後を維持する考えを示した。
一月の銀行融資の増加額が一兆六千二百億元( 約二十三兆円)で前年同月比で倍増したことは「我々の予想を上回った」と分析。ただ、金融緩和が効きすぎてバブルの芽をはぐくみかねないとの懸念には「将来、政策を微調整する余地は残っている」と言明し、当面は金融危機対応を最優先する姿勢を明確にした。 |