中国商務省は三月十六日、二月の海外から中国への直接投資額(実行ベース)が前年同月に比べ一五・八% 減の五十八億三千万ドルになったと発表した。減少率は一月の三二・七%より縮小した。商務省は「中国は依然として海外からの投資をひき付けている」としているが、世界的な金融危機の影響で対中直接投資の減少傾向には歯止めがかかっていない。
今年二月は春節(旧正月)に伴う大型連休が一月だった関係で、営業日が昨年より四日多かった。二月の対内直接投資の減少率が一月より大幅に縮小したのは、季節要因も大きい。一月二月累計の減少率は前年同期比二六・二%だった。
商務省は同日、中国企業の海外投資に関する新規定も正式に発表した。一億ドル以上の投資案件の場合、商務省の審査を義務づける。金融危機が続く中で、企業に対し対外投資のリスクへの注意を喚起する狙いがあるとみられる。
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