中国商務部は三月十六日、二月の中国への外国直接投資額(FDI)が実行ベースで前年同月比一五・八一%減の五十八億三千三百万米ドルとなったと発表した。減少率は一月の三二・六七%に比べ大幅に縮小した。
商務部の姚堅報道官は同日の会見で「世界的に直接投資が減速している状況下、わが国は依然として外国企業の投資を引き付ける強い力がある」と説明。金融危機以降に中国政府が打ち出した一連の内需刺激策や輸出安定化策が、海外の投資家に中国投資への自信をもたらすと強調した。
また金融危機の混乱の中、中国企業の海外への投資をより拡大することも、国内経済の成長促進にとって重大な意義を持つとの見方を示した。
商務部は同日、中国企業の海外投資に関する新規則を発表し、一千万米ドル以上、一億米ドル以下の投資案件の場合の審査権限を地方政府に委譲した。審査期間も三営業日内に短縮する。申請、審査過程を簡略化することで、中国企業の海外投資を後押しする狙いとみられる。
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