「中国工商銀行」は、二〇〇八年度の業績を発表した。国際財務報告基準に基づく工商銀行の二〇〇八年度の税引き後利益は千百十二億元で、前年比三五・二%増となった。EP S ( 一株当たり利益) は〇・三三元、期末配当は前年より二四・〇六%多い十株につき一・六五元を予定している。二〇〇八年、「中国工商銀行」は世界時価総額最大の銀行としての地位を固めると同時に、世界で収益力最強の銀行ともなった。
「中国銀行」に続き、A株市場で最大の時価総額を誇る上場企業二社の「中石油(ペトロチャイナ)」と「中国工商銀行」は三月二十六日、二〇〇八年の年度業績報告を同時に発表した。発表によると、中石油の純利益は千百四十四億三千百万元で、前年比二二%の減益となった。「中石油」の二〇〇八年度の業績は思うようにはいかなかったものの、純利益千百八億四千百万元、前年比三六%増益の「中国工商銀行」を抑え、「アジアで最も儲かっている会社」の座を守った。
A株市場で時価総額が最も大きい上場会社六社の年報が今月末までに出そろうことになっており、A株市場の上場会社全体の二〇〇八年の業績水準をかいま見ることもできる。業界筋は、これら超大手の指数構成銘柄の業績は一般的に透明性があり、業績の変化も市場の予測と一致しており、意外性はさほど大きくないと見られている。逆に、同時に発表される今年第1四半期の業績見通しは、今年の業績への展望、さらにはこれまでの政府の景気刺激策の効果も検証することができるため、市場では幅広い関心が持たれている。
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