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6月1日、かつて77年連続で販売台数世界一の栄冠に輝いた米国の自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が破産法の適用を申請し、破綻した。これに先立ち、同じく米自動車大手のクライスラーも破産法の適用を申請して破綻しており、世界の自動車産業は新たな業界再編の時期を迎えている。米国の自動車工業が低迷する現在、最大の受益者は誰だろうか。中国自動車工業はどのような発展チャンスを迎えるだろうか。
1990年代末頃、一連の再編や合併を経て、世界の自動車工業は徐々に「6+3」の局面を形成してきた。「6」とは【GM、フィアット、鈴木、富士重工、いすゞ】、【フォード、マツダ、ボルボ・カーズ】、【ダイムラー・クライスラー、三菱】、【トヨタ、ダイハツ、日野】、【フォルクスワーゲン(VW)】、【ルノー、日産、サムスン】の合計6グループ、「3」とはホンダ、プジョーシトロエン(PSA)、BMWの3社を指す。当時はこれら9グループ・社の年間生産販売台数が世界全体の生産販売台数の95%を占めていた。
ここ数年は米国のビッグ3(GM、フォード、クライスラー)が苦境に陥り、これまで世界ランキング上位にあった3グループが次第に分裂してきた。クライスラーとGMが破綻した今、「6+3」の局面はもはや存在しない。
6月1日、GMがまもなく破産法の適用を申請して破綻するとの情報が流れたため、アジアの多くの自動車企業の株価が上昇した。複数の市場アナリストが認めるように、GMの破綻後、アジアの主要自動車メーカーは世界市場シェアが一層高まるものと予想される。またVWやフィアットなどの欧州大手メーカーにとってGMの没落はチャンスだといえる。
当然ながら、現在の世界的な自動車産業の大変動において、中国自動車産業も急速に発展する新たなチャンスを迎えている、第一に、金融危機の発生以前、中国自動車市場は巨大なニーズと政府による消費刺激政策に後押しされてきた。そうして今年1-5月には前年同期比2けたの成長を遂げ、世界自動車市場における唯一の成長株となった。今後、世界の自動車大手は中国市場にますます期待し、新しい技術や製品の投入により一層力を入れるものと予想される。第二に、世界の自動車産業には欧米からアジアへの移転という大きな流れがあり、これを変えることはできない。巨大な国内市場の存在により、中国が競争力を備えた自動車企業の育成に成功することは確実だ。
中国独自ブランドを備えた自動車企業は現在、中核技術やブランド価値などで弱点を抱えており、国際化のレベルも低く、今後はこうした面での発展が必要になる。
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